夏が近づくにつれ、日暮れも遅くなりましたね。日差しは日によって強く、季節が通り過ぎる早さを感じます。時々、冬が戻ってきますが。
写真の花は、海や空のように青い花を咲かせた「ネモフィラ」です。
名前の由来は、ギリシア語で森を意味する「ネモス」と、愛するを意味する「フィレオ」の2つの言葉からつけられました。深い緑の森林周辺に、自生することにちなんでいるそうです。
森を愛する花。ロマンチックですね。
ネモフィラの故郷は北アメリカです。種類は多くなく10数種。背の低い花ですが、枝が細かく分かれして広がるように横方向に茂ります。花の色はブルーの他に、白や黒に近い濃紫などがあります。
咲き乱れると株を覆いつくすくらい花を付けます。群生している公園などでは、一面のカーペットのように、ネモフィラが地面を覆います。
--------------------------------------ハゼリソウ科 ルリカラクサ属 一年草。 別名ブルーアイ、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)。草丈は低く10~20cm。開花期は3月~5月。葉っぱは細長く、細かく切れ込む。花壇やグランドカバーに適した満開時に地面を覆い尽くすほどの茂りを見せる。